癌微小環境の機械侵襲と新規癌遺伝子シグナル制御の相互強化による新たな癌治療戦略

  • 大関 悟
    研究代表者
    独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター)
  • 清島 保
    研究分担者/共同研究者
    九州大学
  • 藤井 慎介
    研究分担者/共同研究者
    九州大学
  • 田尻 祐大
    研究分担者/共同研究者
    独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター)

研究課題情報

体系的番号
JP19K10302
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
19K10302
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関
  • 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター)
研究期間 (年度)
2019-04-01 〜 2022-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)

研究概要

これまでの癌研究では、腫瘍を構成する実質と間質とが各々個別に検討されてきたが、 一方のみを標的とする試みだけでは十分な抗腫瘍効果をあげられない場合がある。臨床において固形癌の周囲に触れる硬結が癌の進行を促進する可能性について報告されているが、その分子基盤は不明である。本研究では、機械受容器であるTRPV4が腫瘍間質の硬結を感知することによって腫瘍実質の増殖に与える影響を明らかにする。また、研究分担者らは腫瘍実質における新規癌遺伝子を見出している。 本研究では、腫瘍間質からと腫瘍実質を併せて標的とする、これまでにない抗腫瘍効果を目指した癌治療法の開発を企図している。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ