口腔扁平上皮癌における亜鉛トランスポーターの役割と機能に関する研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K10313
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K10313
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
外科的治療、放射線療法、化学療法による集学的治療が、OSCC治療の主体であるが、依然として経過が不良となる症例も多く、亜鉛トランスポーターが、OSCCにおいて抗癌剤抵抗性を獲得するメカニズムに関与していることが証明できれば、亜鉛トランスポーターをターゲットとした癌治療戦略が立案可能となる。従来の研究成果を踏まえると、OSCC細胞における亜鉛トランスポーターの発現が炎症性サイトカインによって制御されており、抗癌剤抵抗性獲得にも関与している可能性が考えられる。