斜方輝石の動的再結晶に誘発される剪断集中プロセスの解明:高圧変形実験による検証
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- 坪川 祐美子
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K14816 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19K14816
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 愛媛大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
プレートの最主要構成鉱物であるカンラン石の強度(500-600 MPa)は、地球でプレートテクトニクスが起こるための理論的なプレート強度(<150 MPa)を大幅に超過している。本研究ではプレートで2番目に多い斜方輝石に着目し、沈み込むプレート内浅部条件での変形実験から、斜方輝石の動的再結晶(変形に誘発される細粒化)による「弱帯」形成条件を明らかにする。そして、プレート強度の「弱化」という観点からプレートテクトニクスのプロセスを理解することを目指す。