近現代における古日本染織の移動とコレクション形成に関する基礎的研究
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- 小山 弓弦葉
- 研究代表者
- 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22682001 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 22682001
- 研究種目
- 若手研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 人文社会系 > 人文学 > 哲学 > 美学・美術史
- 研究機関
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- 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館
- 研究期間 (年度)
- 2010-04-01 〜 2014-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 10,790,000 円 (直接経費: 8,300,000 円 間接経費: 2,490,000 円)
研究概要
本研究においては、明治期以降、古美術品として国内外に流出した古日本染織の動向を調査し、さらに、それらのコレクションが美術館あるいは個人のコレクターの元に保管されるようになった事由について調査した。そのことによって、古日本染織が大正期から昭和初期にかけて古美術品として国内外に認識されるとともに、従来知られていた以上に、アメリカやヨーロッパで多種多様な古日本染織が美術品として収集されていたことが浮かび上がった。また、海外における古日本染織の古美術品としての価値観は、日本における価値観と大きく異なることも明らかにした。