天敵生物(ケンミジンコ)を用いたデング媒介蚊防除法の効果および便益性の解明

研究課題情報

体系的番号
JP23790699 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
23790699
研究種目
若手研究(B)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 生物系 > 医歯薬学 > 社会医学 > 公衆衛生学・健康科学
研究機関
  • 長崎大学
研究期間 (年度)
2011 〜 2012
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)

研究概要

トップダウン方式による短期間のデング媒介蚊発生源対策として、生物学的防除として媒介蚊幼虫を捕食する小型淡水魚の貯水容器へ散布のみの実施及び併せて殺虫剤網戸設置を加えた対策を実施した場合の防除効果を比較した。デング流行地であるベトナム南部地域での試験実施の結果、共力剤を添付した殺虫剤網戸の使用は殺虫剤抵抗性蚊の防除にも効果があることが確認された。しかし、少なくともベトナム都市部では保水容器への小型淡水魚散布などの発生源対策は殺虫剤網戸の配布・設置と並行して短期間で実施するトップダウン方式の対策としては適切でないことが明らかになった。

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