アンチWacker型環化反応の機構解析および多環式生物活性物質合成への応用
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- 塚本 裕一
- 研究代表者
- 東北大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24590004
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24590004
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系 > 医歯薬学 > 薬学 > 化学系薬学
- 研究機関
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- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2012-04-01 〜 2015-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 5,200,000 円 (直接経費: 4,000,000 円 間接経費: 1,200,000 円)
研究概要
筆者が開発したアンチWacker型環化反応における環化段階が,パラジウム触媒の単独作用,もしくは有機金属試薬との共同作用によって行われているのか明らかにすべく,本反応に対する有機金属試薬の影響を調査したところ,前者の機構を支持する結果が得られた.さらに,本反応の有用性を示す目的から,抗腫瘍活性を有するハオウアミン類の合成を行った.本反応と分子内Friedel-Crafts反応を用いたインデノ-テトラヒドロピリジンの構築,鈴木‐宮浦クロスカップリング反応,(シアノメチル)トリメチルホスホニウムヨージドを用いたマクロ環化反応を経て,ハオウアミンA, Bの形式合成を達成することができた.