地震と豪雪の複合災害の被害想定および地域防災に関する研究

研究課題情報

体系的番号
JP18310127
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
18310127
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 総合・新領域系 > 複合新領域 > 社会・安全システム科学 > 自然災害科学
研究機関
  • 長岡技術科学大学
研究期間 (年度)
2006 〜 2008
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
17,700,000 円 (直接経費: 15,300,000 円 間接経費: 2,400,000 円)

研究概要

数値地理情報システム(GIS)を活用して「中越地震と平成17年豪雪の複合被害」を数値地図上に統合, 避難行動および避難空間のシミュレーションをするシステムを開発した. また「地震-豪雪複合災害の被害想定アンケート」を被災地住民に対して実施し, 積雪期地震の場合に被害想定を行った. これらより建物倒壊数の増加, 火災発生数の増加に加え, 避難空間の不足, 移動の困難が深刻であることが明良になった. 次に, 積雪期地震の建物被害想定のため, 積雪を加載した建築物模型を振動台上で加震し, 建物の振動応答および積雪の破壊状態を観察する実験が行われた. またこのモデル実験を計算機上で再現できる個別要素法に基づくシミュレーションプログラムも作成され, 積雪の破壊現象などが再現され, プログラムの有効性が明らかになった. 積雪期に斜面上の雪に加震力が加わった時, 雪崩が発生するかどうかの積雪不安定度の理論的検討が進められた. また積雪層シミュレーションモデルSNOWPACKによる面的雪崩危険度予測の手法が, 地震による加震力を加えた問題について適用されその有効性が確認された.

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