金属酸化物の熱電物性における酸素イオン副格子の構造とダイナミクス

研究課題情報

体系的番号
JP18360318 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
18360318
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 理工系 > 工学 > 材料工学 > 無機材料・物性
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2006 〜 2008
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
17,450,000 円 (直接経費: 15,800,000 円 間接経費: 1,650,000 円)

研究概要

研究成果の概要:SrCoO_3系ペロブスカイト型酸化物の酸素イオン副格子の秩序-無秩序構造相転移に伴って熱拡散率が完全に可逆的に増減することを見出した。さらに、熱拡散率の増減は主として音速の増減によるもので、予想に反してフォノンの平均自由行程はほぼ一定であることを明らかにした。酸素イオン副格子の構造相転移に伴って、金属-酸素結合の再配列や結合角のばらつきが生じ、結晶格子の非調和性が増大した結果、フォノンの群速度が低下している可能性が示唆された。

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