欧米人、日本人でのAdamkiewicz動脈術前MDCT, MRI評価法の最適化

研究課題情報

体系的番号
JP19591396 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
19591396
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 生物系 > 医歯薬学 > 内科系臨床医学 > 放射線科学
研究機関
  • 東北大学
研究期間 (年度)
2007 〜 2010
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
3,640,000 円 (直接経費: 2,800,000 円 間接経費: 840,000 円)

研究概要

胸部下行大動脈、胸腹部大動脈の開胸手術およびステントグラフト留置術前には基本的に全例でMDCTによるAdamkiewicz動脈描出を行い、肋間動脈再検および手術法選択に応用した。MDCTでのAdamkiewicz動脈描出能が良好であり、日本人ではMRIはMDCT描出不良例に補助的に使用することが妥当と考えられた。大動脈瘤、解離症例ではAdamkiewicz動脈を栄養する肋間、腰動脈は狭窄、閉塞を合併していることが多くCT、MRIにて同定されたAdamkiewicz動脈近傍の分節動脈が責任血管となっている場合があることが分かった。胸部大動脈瘤手術時に術中冷却液環流と脊髄温度測定により脊髄動脈への側副血行動態が評価できるようになり、これらの情報を追加しさらに研究を発展させる予定である。

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