気候と気象を考慮した土壌CO2ガス放散量の推定式構築と温暖化に伴う増加率の推定

研究課題情報

体系的番号
JP20H02684
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
20H02684
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 小区分31020:地球資源工学およびエネルギー学関連
研究機関
  • 公益財団法人未来工学研究所
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2020-04-01 〜 2023-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
17,940,000 円 (直接経費: 13,800,000 円 間接経費: 4,140,000 円)

研究概要

本研究は、土壌CO2ガスフラックス・モニターを用いて、温帯の日本、熱帯のインドネシアおよび亜寒帯の中国において、表層土壌から大気への放散されている自然土壌CO2ガス量の測定を実施し、気象条件、土壌温度および水分などの環境条件と土壌CO2ガス放散量との関係式を構築し、この関係式から温暖化に伴う約1℃の表層土壌温度の上昇に対するフィードバック効果を検証する。また、温暖化対策として期待されているCO2地中貯留において周辺地域の住民の安全・安心を担保する上で重要な土壌CO2ガスフラックスの自然ベースラインに基づく、環境の異常検出に関わる閾値となる関係式を提示する。

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