PDX-3D法を用いた創薬ライブラリ構築と新規膵癌治療薬探索
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H03754
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H03754
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 国際医療福祉大学
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
各種間質細胞、細胞外マトリックスから構成される癌微小環境は癌間質相互作用により癌細胞の悪性化、薬剤治療抵抗性に重要な役割を果たしている。我々は膵癌微小環境の中心的存在である膵星細胞(PSC)の活性化にオートファジーが関与していることを報告した。オートファジーの抑制による癌間質相互作用の制御は新しい膵癌治療法として非常に期待されている。我々はPDXライブラリを作成し、この得られたライブラリから樹立したオルガノイドを用いて膵癌微小環境を再現した新しい創薬スクリーニング系を作成する。膵癌の新規治療開発のみならず、膵癌増殖・浸潤・治療抵抗性の機序解明を可能にすると考える。