日韓弥生・古墳時代石硯・研石の再検討
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K01098
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K01098
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分03050:考古学関連
- 研究機関
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- 福岡大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
研究代表者がこれまで進めてきた日韓の弥生時代文字使用に関わる研究の総括と、古墳時代の石硯・研石研究の開拓が目的である。墨を磨るための石硯・研石と様々な器物を砥ぐ砥石との弁別が主目的で、中国大陸の類例との比較や、砥石研究者・地質学研究者による使用痕や石材の検討によって基準を明確に定め、確実な石硯・研石を摘出する。また、弥生・古墳時代の海村を中心とした交易での中国銭貨の使用や重さを量るおもりである天秤権・棹秤権の使用、楽浪土器の様相を含めて、日韓の弥生時代~古墳時代中期の文字使用の実態に迫り、10進法の存在も明らかにする。また、韓国の考古学研究者との共同研究を進める。