光ファイバーケーブルを用いた高密度観測による構造推定:活断層から微小亀裂まで
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K04097
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K04097
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
光ファイバーケーブルを利用したDAS(Distributed Acoustic Sensing)観測が地震学において急速に広まりつつあり、近い将来にスタンダードな観測方法の一つになると期待されている。このDAS観測の最大の特徴は、従来の観測と比較して圧倒的に高密度なデータが得られる点である。本研究では、火山と内陸活断層付近のそれぞれにおいてDAS観測を行い、高密度観測の特徴を生かすことで、内陸活断層の構造を解明し,さらに微小な亀裂などによる速度不均質(短波長不均質)も評価する.新しい観測であるDASデータから、より多くの情報を引き出す手法開発も本研究の期待される点である。