大腸癌肝転移オルガノイドと単細胞解析を用いた微小環境改変に伴う治療抵抗機序の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K07677
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K07677
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
大腸癌の肝転移は依然として大腸癌死因の約1/3を占めており、予後不良な病態である。その素因として肝転移腫瘍の化学療法への抵抗性獲得がある。治療抵抗性の一因として腫瘍微小環境内の高度不均一性があげられ、治療抵抗機序の解明には癌細胞だけでなく微小環境を構築している間質内の詳細な薬剤応答機序の理解が不可欠である。本研究では、シングルセル発現解析と、大腸癌肝転移由来オルガノイドおよび活性化肝星細胞を用いた肝転移微小環境再現モデルを併用することで、大腸癌肝転移における治療抵抗性獲得の機序を、特に腫瘍微小環境に着目して解明することで新規治療法の開発へとつなげる。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040003825724282496
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN