活性化グリア細胞制御による進行性多発性硬化症および多系統萎縮症の画期的治療法開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K07889
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K07889
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分52020:神経内科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
私たちはオリゴデンドログリアでヒト変異αシヌクレインを発現させることで進行型多発性硬化症および小脳型多系統萎縮症を呈する新たなモデルマウスの開発に成功した。本モデルは小脳性運動失調や運動麻痺が明らかであり、発病や進行も早いことからヒト病態をより反映し、かつ治療法開発に有用である。オリゴデンドログリアにヒト変異αSynが発現すると、脱髄やオリゴデンドロサイト細胞死に先行してarginase-1陽性ミクログリアの顕著な活性化やグリア細胞間情報伝達を担うコネキシン群が広汎に脱落することを見出しており、αSynと脳内恒常性グリアネットワーク破綻という新しい視点から病態解明と新規治療法開発を推進する。
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1040003825724378112
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- KAKEN