消化器腫瘍三次リンパ組織様構造TLSの構成細胞に基づく予後予測と耐性機序の探索
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K08311
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K08311
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分53010:消化器内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
消化器癌組織の中には様々な種類の免疫細胞が入り込んで抗腫瘍免疫を担っています。これらの中には三次リンパ組織様構造(TLS)と呼ばれる、免疫細胞が集まった構造体を形成している場合がありますが、これが抗腫瘍免疫においてどのような機能を果たしているのか、またこの構造体を構成している免疫細胞の種類はどのようなものかなどの詳細は明らかになっていません。本研究ではこのような腫瘍組織に侵入して免疫反応を起こしている細胞群を詳細に解析して、治療効果の予測や新たな治療戦略の開発に役立てることを目的としています。