Tool-like receptor9(TLR9)を標的とした閉塞性血管病変進展の抑制効果を検証し、従来の肺血管拡張薬と独立した難治性疾患の肺高血圧症の新たな機序に基づく治療効果を提案する。 肺高血圧症分野において、mtDNAとその分解責任分子であるDNaseIIの炎症制御機構について検討は国内外をみてもない。難治性疾患の肺高血圧症の閉塞性血管病変進展における炎症制御の分子機構従来の肺血管拡張薬と独立した新たな機序に基づく治療法を提案することは極めて独自性の高い研究であるといえる。