炎症による骨免疫制御に関わるカルシニューリン結合分子の同定とその分子生物学的解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K10121
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K10121
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
申請者らは、骨芽細胞における NF-kB シグナルの重要性を、遺伝子組み換え技術を用い ながら示してきた。一方、難治性である顎骨骨髄炎の病態からは骨組織における免疫機能 の低下が示唆された。このことから、NF-kB シグナルの活性化により、免疫機能獲得に関 与するカルシニューリン (Cn) と NFAT 分子の脱リン酸化制御機構を抑制する機序が予想 された。そこで、この機序を可能にするような Cn 結合分子を同定することを目指す。ま た、同定した分子が Cn と NFAT の相互作用に及ぼす影響や結合部位について、遺伝子組 み換え技術を用いて明らかにする。