Sprouty2 による上皮間葉転換制御を介した扁平上皮癌転移抑制機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K10173
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K10173
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
-
- 久留米大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
近年、癌の分子標的薬の発展は目覚ましく、細胞表層の受容体に対するモノクローナル抗体や MEK 阻害剤に代表されるような細胞内の分子をターゲットとした分子標的薬も次々と開発されている。本研究では、細胞のチロシンキナーゼ型受容体の下流で細胞内シグナル伝達を制御する Sprouty2 に着目し、口腔扁平上皮癌細胞の上皮間葉転換 (EMT) における Sprouty2 の作用を解析する。口腔扁平上皮癌のリンパ行性転移機構において Sprouty2 が E-cadherin などの細胞接着分子の発現変化や、浸潤性発育にどのような影響を与えるかを in vitro の実験で調べる。