光に応答して可逆的自己凝集を示すペプチドを用いた光線力学療法の薬物送達担体の開発
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- 巣山 慶太郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K20202
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K20202
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分90120:生体材料学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
本研究では、凝集・溶解状態を何度でも切り替えることができ、生体への安全性も高いペプチド・ELPを母体として、光線力学的療法に利用可能なペプチド性医療材料を開発する。ELPは温度変化等の刺激によって凝集体を形成することで、がん組織に薬剤を選択的に輸送可能な素材である。このELPをもとにして、光照射によって凝集・活性化するペプチドを合成し、有効成分のがん組織への輸送能力と、光によるがん細胞選択的な傷害活性を合わせ持つ薬物輸送担体を開発するのが目的である。開発したペプチドを用いて、光を照射するだけで周囲の正常組織を傷つけることなく、がん細胞を選択的に破壊することのできる医療素材への応用を目指す。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040003825729417344
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN