聖祠の配置から解明する東南アジアの多層的都市文化の漸層性に関する研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21H01510
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21H01510
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分23030:建築計画および都市計画関連
- 研究機関
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- 東北工業大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 16,120,000 円 (直接経費: 12,400,000 円 間接経費: 3,720,000 円)
研究概要
本研究は、まちかどに祀られている小さな宗教施設、即ち聖祠の配置や都市的分布を調査・分析することから、歴史的都市の空間特性を明らかにする研究である。聖祠は、住民により祀られ維持継承されてきたものであるため、都市の環境を形成してきた重要な空間要素であると言え、その配置には地域固有の空間概念が色濃く表れているものと捉えることができる。 本課題では、東南アジア、特に中国の広州地域の歴史的都市を主な対象として、聖祠の配置調査を行う。また、周辺国における複数の歴史的都市においても同様の調査を並行して行う。それら結果を広域的に相対化することで、東南アジアの各地域の空間的関連性と独自性を構造的に示す。