遷移状態ー基質ハイブリッドアナログ型酵素阻害剤の創製
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21H02070
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21H02070
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分37020:生物分子化学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
生体内の糖鎖を切断する糖加水分解酵素は、生命活動に重要な働きをしているものが多く、数々の疾患に関与することが知られている。本研究は、その中でも糖鎖の末端にしばしば見られるシアル酸を切断するシアリダーゼに着目し、シアリダーゼの酵素活性を抑制できる阻害剤の開発に挑むものである。本研究の目的は、「遷移状態」+「基質」のハイブリッドアナログという新しい分子設計コンセプトによって、既存の阻害剤が効果的でないシアリダーゼに対する阻害剤を開発することである。