感染制御と骨再生を同時に可能とするハイブリッド型骨補填材による顎骨骨髄炎治療戦略
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K10095
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K10095
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
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- 徳島大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
顎骨骨髄炎は骨硬化により局所の薬物濃度を十分上げられず、薬物療法のみでの完治は難しく外科的に骨切除を行うことが多い。さらに骨切除を行ったにもかかわらず後に再燃する難治例も多い。申請者らは優れた骨伝導性と骨置換性を有し、迅速な骨新生を可能とする炭酸アパタイト多孔体(P-CAp)を既に開発しており、本研究では、このP-CApに薬物徐放性を付与し、難治性顎骨骨髄炎治療への応用を目指す。すなわち、P-CApに骨髄炎の原因菌に対する抗菌薬を含有させることで、①抗菌薬を局所に徐放しつつ、②治療で失った顎骨のすみやかな再建を可能としたハイブリッド型バイオマテリアルを開発し、その有用性を動物実験で検証する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040006432262068224
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN