白色腐朽菌―細菌複合微生物系構築による木材腐朽機構の完全解明

研究課題情報

体系的番号
JP21H04740 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
21H04740
研究種目
基盤研究(A)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
研究機関
  • 宮崎大学
研究期間 (年度)
2021-04-05 〜 2025-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
42,120,000 円 (直接経費: 32,400,000 円 間接経費: 9,720,000 円)

研究概要

本研究では、複合微生物系による木材腐朽機構の完全解明を目指し、その知見を活かした新たな統合木質バイオリファイナリー技術を提案する。①白色腐朽菌の中には、嫌気条件下で木質のセルロースを糖化・発酵する多機能型担子菌が存在する。②植物細胞壁の主要成分を分解可能な白色腐朽菌の成長や分解活性を促進するヘルパー細菌が存在する。③白色腐朽菌と細菌はセルロースの分解においてシナジー効果を発揮し、協調的な物質生産が可能である。等の研究知見を基に木材腐朽における複合微生物の存在意義の解明とその可視化を実現する。さらに、白色腐朽菌と細菌との共培養による新規バイオリファイナリー技術を確立する。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ