マイオカインによる老化進展制御機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21H03360
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21H03360
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分59040:栄養学および健康科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,550,000 円 (直接経費: 13,500,000 円 間接経費: 4,050,000 円)
研究概要
健康長寿達成のためには、老化に伴うサルコペニア・フレイルを含む種々の臓器障害の分子基盤の解明および予防法の確立が必要である。近年、骨格筋から分泌されるマイオカインが注目されているが、老化進展におけるマイオカインの産生・分泌の全体像は明らかにされていない。本研究では、加齢性のマイオカイン異常が老化進展の要因であるという仮説を検証する。網羅的に経時的な加齢マイオカインプロファイリングを行い、動的バイオマーカー理論に基づく解析により、不可逆的老化への臨界特異点を明らかにする。個々のマイオカイン機能解析を行い、マイオカインをターゲットとしたこれまでに新たなパラダイムに基づく老化遅延策の構築を目指す。