ヒト眼炎症性疾患の炎症局所の新たな病態解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K09723 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21K09723
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56060:眼科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
眼炎症性疾患の背景は多様で、重症度や治療反応性の違いにより視力予後が大きく異なるがその病態の違いは殆ど解明されていない。一方、近年の分子学的診断や手術の進歩により眼炎症性疾患の診断・治療目的で眼内液の採取を行うようになった。近年、微量検体の解析が可能なシングルセル解析や網羅的遺伝子・タンパク発現解析手法を用いたヒト炎症局所免疫の理解の重要性が高まっている。本研究はこれらの解析手法により、眼炎症性疾患の炎症局所に特異的な免疫プロファイルや、炎症局所への炎症細胞集積に関わる因子を解析する。また、重症度・治療抵抗性に関わる因子を明らかにし、ヒト免疫の理解、個別化医療の発展を押し進めるものである。