電子分極効果を活用した積層薄膜型超伝導体の創製

研究課題情報

体系的番号
JP21K18210
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
21K18210
研究種目
挑戦的研究(開拓)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 中区分35:高分子、有機材料およびその関連分野
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2021-07-09 〜 2023-03-31
研究課題ステータス
中途終了
配分額*注記
26,000,000 円 (直接経費: 20,000,000 円 間接経費: 6,000,000 円)

研究概要

電子分極誘電層(P)/導電層(C)/電子分極誘電層(P)の3層を基本構造とし、薄膜導電層中の伝導電子と誘電層内の分極性分子との間で電子分極効果に基づく“クーパー対”形成を目指す。電子分極誘電層には、様々なドナー及びアクセプター分子骨格を含有したπ電子系化合物を用いることでCT強度を精密に調整し、電子分極により伝導層内のクーパー電子対形成を目指す。基礎的な材料設計及びデバイス構造設計を確立し、①電子分極強度とクーパー対形成の相関、②超伝導転移温度(Tc)向上の可能性を探る。電子分極構造と導電層の網羅的な材料検討・最適化によるTc向上について研究を進め、室温有機超伝導体の可能性に繋げる。

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