生体吸収形状記憶膵臓クリップを用いた革新的膵切離法に関する医工連携研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K19534
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K19534
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 株式会社麻生(株式会社麻生飯塚病院医学研究推進本部)
- 熊本大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-07-09 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,370,000 円 (直接経費: 4,900,000 円 間接経費: 1,470,000 円)
研究概要
膵切除後膵液瘻は未だに解決できない膵臓外科のアキレス腱である。我々は、新しい発想だが、「生体吸収形状記憶膵臓クリップ」で膵切離断端を閉鎖する膵切離を考案した。膵臓クリップのベース基材は、医療用分解性基材であるポリカプロラクトン(PCL)とする。PCLにジアクリレート等を導入して形状回復するように加工する。ブタの膵臓を体外に取り出し、膵切離後にその断端耐圧能を測定するex vivo実験により、膵臓クリップの形状(幅・厚さ・曲率など)を最適化する。また、ミニブタを用いて膵臓クリップで膵を閉鎖した後尾側を切離し、術後3ヶ月まで「長期観察」して、膵臓クリップの生分解性と形状記憶性を最適化する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040007282461230464
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN