発達期の欠神てんかんと注意欠如・多動性障害の関連の解明~定量的脳波・遺伝子解析~
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- 園田 有里
- 研究代表者
- 九州大学
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- 實藤 雅文
- 研究分担者/共同研究者
- 佐賀大学
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- 吉良 龍太郎
- 研究分担者/共同研究者
- 地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院(臨床研究部)
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- Chong Pin・Fee
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K07893
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K07893
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
小児欠神てんかん(CAE)は、4-8歳に好発するてんかんであり、脳波検査では特徴的な3Hz棘徐波複合を呈する。CAEには、高率に注意欠如・多動症(ADHD)を合併するが、その成因は明らかでない。申請者はCAEの診断時の脳波を定量的に解析する方法を確立した。本研究では、CAE・ADHDを合併する小児が示す脳波の特徴を明らかにし、両疾患に関与する遺伝的要因の有無を検証する。CAEとADHD発症の重複メカニズムを明らかにすることで、小児てんかん全般に合併する発達障害の発生機序を研究するプラットフォームを提供するとともに、ADHDを合併するCAEに対する転帰予測の支援と障害予後の改善を目的とする。