睡眠時間が短いと朝目覚めたときに強い眠気が残る。これが睡眠慣性と呼ばれるもので、日本人は睡眠時間が世界で最も短いことから、朝起きるのが苦手な人も多い。毎朝心地よく目覚めるためには、睡眠慣性に対する対策を講じる必要がある。本研究はこれまでその効果が検証されてこなかった二度寝に注目し、快適に目覚めるための新たな起床方法になりうるかどうかを実験的に検証する。