アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22H04929
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22H04929
- 研究種目
- 基盤研究(S)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 大区分A
- 研究機関
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- 京都大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-27 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 193,050,000 円 (直接経費: 148,500,000 円 間接経費: 44,550,000 円)
研究概要
本研究では,狩猟採集民と農牧民のコンタクト・ゾーンとなってきたアフリカの3地域を主たる調査地域とし,養育者-子ども間相互行為に関する調査を行い,行動の社会化,言語の身体化,制度の内面化が生じる過程,それに伴って行動環境,言語環境,制度環境が再編される過程を解明する.調査地域では,定住・集住に伴う「健康」の再編(ボツワナ);伝統的権威の復興に伴う「民族間関係」の再編(ナミビア);自然資源マネジメント政策の導入に伴う「生態学的知識」の再編(カメルーン)という課題を設け,変化し続ける社会で社会化していく子どもが,よりよい未来に向けてマイクロ・ハビタットとハビトゥスを相互構築していくことを支援する.