多発性骨髄腫の不均一性を考慮した経時的一細胞RNA解析による薬剤耐性遺伝子の同定
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- 土師 正二郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K08506
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K08506
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
多発性骨髄腫(MM)は多くで薬剤耐性を獲得し再発する。薬剤耐性克服のためには、耐性遺伝子の同定と耐性獲得機構の解明が喫緊の課題であるが、腫瘍(患者)間・腫瘍内不均一性が障壁となり耐性遺伝子の同定があまり進んでいない。 この腫瘍不均一性を克服するため、本研究では初発・寛解・再発時の検体に対し一患者毎の経時的なsingle cell RNA-seq解析を行い、寛解時にも少数残存する耐性細胞が持つ耐性遺伝子の同定を試みる。さらにデータベースによる解析とin vitro解析を組み合わせることで、この遺伝子がMMに広く発現し一般化可能であること、発現上昇が予後不良や薬剤耐性と相関することを確認する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040010457607616768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN