本研究課題は、次世代自動車と脱炭素エネルギー利用を評価対象とし、環境経済評価手法であるBest-Worst Scaling(BWS)の分析手法を開発・応用して、東アジア主要国の日本と中国、韓国の比較研究を実施する。BWS評価では、次世代自動車の評価枠組みの中に、脱炭素エネルギーによる電源構成等の要素を加え、Well-to-Wheelを考慮した消費者評価を実施する。カーボンニュートラル達成が重要となる中、次世代自動車の実装目標年2035年は短中期的目標である。これまでの研究成果を精緻化させ、カーボンニュートラルの達成実現に必要な諸要因を解明するという重要な社会的課題解決に寄与する研究を行う。