包括的マルチオミクス解析によるマッスルメモリーの全容解明と健康長寿への応用
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22H00505 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 22H00505
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 熊本大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 42,640,000 円 (直接経費: 32,800,000 円 間接経費: 9,840,000 円)
研究概要
マッスルメモリーとは骨格筋がかつての経験を記憶して維持する性質変化の概念のことである。しかしその実体はほとんど分かっていない。本研究では,思春期・青年期の早期ライフステージの運動習慣により形成されるマッスルメモリーは,その後の人生における運動器疾患・代謝性疾患の発症リスクの個人差を生み出す土台になる可能性を検証する。本研究成果は,これまで現象論に留まっていたマッスルメモリーの概念に科学的根拠を付与し,将来的にはトレーナビリティーや疾患発症リスクの予測に応用することで,トレーニング科学,健康科学,予防医学への展開が期待できる。