多結晶チタン合金の協調変形機構の解明と延性改善の指導原理の確立
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K04666
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K04666
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分26010:金属材料物性関連
- 研究機関
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- 北見工業大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
一般的にhcp構造を有する材料は加工性が悪く,それが材料普及の障害の一つとなっている.本研究では,チタンやチタン合金の破壊機構の理解や延性向上の指針を得るため,最も基本的なチタンであるhcp構造を有するαチタンを対象として,その変形下における局所的なひずみの集中およびその緩和機構を,実験及び数値解析の手法を用いて調査する.本研究は,チタンの破壊機構の理解や加工性改善に寄与するだけではなく,金属材料の一般的な変形機構の理解にも繋がる可能性がある.