膜タンパク質を模倣した精密合成高分子による集積応答型膜システムの構築
-
- 長尾 匡憲
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22H05430
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22H05430
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-06-16 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 9,620,000 円 (直接経費: 7,400,000 円 間接経費: 2,220,000 円)
研究概要
近年の精密重合技術の発展により、生体高分子 (タンパク質など) のように均一なモノマー配列や分子長さをもつ合成高分子が作製され、分子間結合のような優れた機能が発現されてきている。しかし実際の生体では膜タンパク質のように分子システムの中で機能を発現するものも存在する。合成高分子が流動性の膜に組み込まれた状態で分子間結合を示すために必要な構造が明らかになれば、膜の分子システムを模倣した人工分子システムの構築につながる。そこで本研究では標的分子との結合部位、疎水的な部位、および集積応答部位をもつ合成高分子を作製し、標的タンパク質との結合によって凝集誘起発光を示す高分子二重膜システムを開発する。