格子欠陥の自己エネルギー変化に着目した環境変動による疲労現象の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K18762
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K18762
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分18:材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
- 研究機関
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- 京都先端科学大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-06-30 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,370,000 円 (直接経費: 4,900,000 円 間接経費: 1,470,000 円)
研究概要
遅れ破壊が,荷重変動ではなく,環境変動のみによって大幅に加速することが見出されているが,そのメカニズムは明らかにされていない.水素濃度の変化に伴う格子欠陥の見かけの自己ヘネルギー変化に起因して,転位が大きく動く.即ち,転位への水素のトラップと脱離が繰り返し生じる環境においては,転位の繰り返し運動を生じるために材料損傷が加速するという着想を得た.本研究では,固溶水素濃度と転位の自己エネルギーの変化の定量化,転位の自己エネルギーの変化に伴う転位運動の定量化,環境変動による遅れ破壊の加速の定量化という研究項目を通して,化学的作用による疲労現象という新しい領域を切り拓く.
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040011231170753920
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN