口腔扁平苔癬の創薬ターゲットの探索~病因T細胞と関連エンハンサーRNAの同定~
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K18401
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K18401
- 研究種目
- 挑戦的研究(開拓)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分57:口腔科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-06-30 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 25,740,000 円 (直接経費: 19,800,000 円 間接経費: 5,940,000 円)
研究概要
口腔扁平苔癬(OLP) は、口腔粘膜の角化異常を伴う原因不明で難治性の慢性炎症性疾患であり、発症頻度も比較的高い疾患である。病理学的には基底膜直下へT 細胞を主体としたリンパ球の浸潤を特徴とすることから、このT 細胞が病因となり上皮下の基底細胞が障害の標的と考えられている。しかし、未だに病因は不明で、完全治癒は期待できず、ステロイドによる治療に終始するしかない。さらに、OLP は癌化する可能性があることから根治的な治療法の開発が求められている。そこで本研究では、シングルセル遺伝子発現解析を駆使して疾患関連細胞のスイッチ遺伝子を特定し、それらを標的とした次世代ゲノム医療への応用に繋げる。