近年、食の欧米化(高脂肪食、ω-3脂肪酸摂取量の減少)や身体活動量の減少などにより、肥満・MetSの増加、血管内皮機能障害、脳神経機能異常(神経変性疾患、認知症等)が急増している。本研究課題では高圧高酸素環境における有酸素性運動とEPA摂取を行い、血管内皮機能および認知機能への改善効果を運動生理学的、神経病理学・薬理学的、医学的に検討する。また、肥満・MetS、血管内皮機能、認知機能等の改善に効果的な運動様式やEPA摂取量、安全な治療法の提言をめざす。