CD20陽性T細胞とB細胞に注目した多発性硬化症病態の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K06964
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K06964
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52020:神経内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
多発性硬化症病態における主役はT細胞だと長年考えられてきたが、近年は抗CD20抗体の成功からB細胞の役割が注目されている。申請者は、抗CD20抗体治療がB細胞とT細胞両方を抗炎症性に機能変化させること、CD20陽性CD8+ T細胞が疾患活動性の予測因子となることを国際共同研究にて報告した。今後の課題は、CD20陽性T細胞の起源・体内動態・バイオマーカーとしての可能性、CD20陽性T細胞除去だけでは説明できない抗CD20抗体治療のT細胞活性抑制機構であり、本研究は、CD20陽性T細胞やB細胞を中心とした病態をより詳細に検討し、治療効果に直結する指標や新規治療標的の発見を目指すものである。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040014327096626432
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN