酸素プラズマ照射による免疫細胞の分化誘導と免疫機能制御の学理深化
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23H00100
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23H00100
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分14:プラズマ学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 44,720,000 円 (直接経費: 34,400,000 円 間接経費: 10,320,000 円)
研究概要
アレルギー等の免疫疾患は,生体内の数種類の免疫細胞において活性のバランスが崩れることで生じる.従前の対症療法だけでなく,各免疫細胞の活性を通常のレベルに戻し生体の免疫機能を正常化させる方法を見出すことは喫緊の課題である.本研究では,プラズマ照射が免疫細胞の分化を通して免疫活性を制御するメカニズムの解明を行う.特に,T細胞に酸素プラズマを照射した場合に(i)免疫細胞の分化に対する酸素プラズマの作用機序,および(ii)酸素プラズマ照射から細胞分化を経て免疫活性制御に至る反応経路を明らかにすることを目的とする.加えて生体において崩れた免疫バランスがプラズマ照射で正常化することを明らかにする.