麻酔薬を用いた上皮細胞膜構造の形成機構の解析
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- 松本 惇志
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KJ2374 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 22KJ2374
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分44010:細胞生物学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-03-08 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
麻酔薬は動物の麻酔だけでなく、微生物の増殖阻害など様々な生物作用を示すが、作用機構は未解明である。これまでの研究から、麻酔薬は脂質を介して様々な生物作用を引き起こす可能性が示唆されている。一方、細胞における脂質の役割は十分に明らかになっていない。そこで本研究では、明確な細胞膜構造を持ち観察に適する上皮細胞を用いて、麻酔薬の作用と、脂質組成や脂質分布変化との関連を詳細に調べることで、麻酔薬が細胞の脂質にどのような変化を引き起こし、どのような細胞現象に影響しうるのかの解明を目指す。