三重項状態利用を増進する広帯領域増感色素の開拓と光電気水分解デバイスへの応用
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- 渡邊 源規
- 研究代表者
- 九州大学
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- Song Juntae
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
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- 松島 敏則
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H00486
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H00486
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分36:無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 48,360,000 円 (直接経費: 37,200,000 円 間接経費: 11,160,000 円)
研究概要
本研究は従来のスピン軌道相互作用により生成した三重項状態を触媒利用する分子に、禁制遷移によって基底状態から直接三重項を利用する発色団を組み込み、三重項状態利用確率を増進させる。本色素を無機触媒に増感色素として組み込み、色素の可視‐近赤外光領域において幅広く増感する、光電極を開発する。三重項状態は酸素で失活するため、光電極に本色素を組み込み触媒的酸素発生サイトと三重項状態を隔絶することで克服する。