モノとヒトの相互構築史:マテリアマインドの実証的・理論的研究(物質と心班)
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H02196
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H02196
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 学術変革領域研究区分(Ⅰ)
- 研究機関
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- 岡山大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2029-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 283,660,000 円 (直接経費: 218,200,000 円 間接経費: 65,460,000 円)
研究概要
本計画研究は、ヒトがモノを作りモノがヒトを創る「物心共創」的な関係に焦点を当て、物質の具体的性質としての「マテリア」がヒトの認知プロセス、行動、社会をどう形作るかという視点から分析を行う。遊動的狩猟採集生活から国家形成期にかけて、それらがどのように変化したのかを考古資料の分析から明らかにする。石器の製作技術、土器やヒト形人工物等の登場と展開、土器等の広域伝播現象、文字の登場・使用形態と物質文化の関係等の検討や、考古資料の認知的特性を心理学的実験により抽出する。日本列島を核としつつ、オセアニアやアンデス、ユーラシア等との比較分析を行い、マテリアマインドの普遍性と多様性の両面を明らかにする。