胸腺髄質線維芽細胞による制御性T細胞の生成制御因子の探究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K12873
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K12873
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57010:常態系口腔科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
制御性T細胞(Treg)は「免疫寛容」を実装した司令塔である。胸腺で生成される内在性Treg(nTreg)には自己抗体産生の制御に関わるサブセットが報告されており、nTregが自己免疫疾患の発症に重要な働きをもつことが示唆されている。しかし、nTregの生成メカニズムについては不明な点が多く残されている。髄質線維芽細胞(mFB)が間葉系ストロマ細胞として同定され、mFBがnTregの生成に関わる微小環境を形成する細胞として注目されている。本研究では、mFBによるnTreg生成の分子メカニズムの解明を試み、mFBを標的とした自己免疫疾患の新たな治療法の開発に向けた学術的基盤の構築を目指す。