新規インプラント開発に向けた中間水制御技術による骨吸収抑制機序の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K15705
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K15705
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分90110:生体医工学関連
- 研究機関
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- 東京慈恵会医科大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
申請者は、中間水コンセプトに基づき合成したポリ(2-メトキシエチルアクリレート;PMEA)修飾金属インプラントが骨結合性を高めることを明らかにした。その中で、骨内のPMEA修飾インプラント界面や設置骨組織への破骨細胞出現が著しく少ないことが示されたが、そのメカニズムは不明のままである。破骨細胞の発現、分化、機能には免疫機能が大きく関わることが知られているが、本研究ではPMEA修飾基板上での破骨細胞分化抑制、骨芽細胞からの破骨細胞分化阻害因子の促進について生化学的、組織学的に明らかにし、さらに骨粗鬆症動物モデルで破骨細胞出現を抑制し、骨結合性が向上するかを検証することが本研究目的である。