腸内細菌代謝産物に焦点を当てた高食肉摂取による健康増進と病態発症の分岐点の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K21620
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K21620
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分59040:栄養学および健康科学関連
- 研究機関
-
- 島根大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
近年、高食肉摂取において、健康増進に寄与する一方、疾患発症・進展にも関与するという相反する効果が疫学的な調査から実証されている。しかし、この要因に関する詳細は、未だ不明である。当研究グループでは現在までに、腸内で産生される摂取タンパク質由来の腸内細菌代謝産物インドール系化合物の種類と量の違いが、各種組織の機能障害を導く一方、それら障害に対して予防・改善効果を導く事を示唆する結果を得 ている。よって本研究では、「各種インドール系化合物が臓器機能に与える影響とその作用メカニズムの解明」、および「腸内におけるインドール系化合物の代謝促進に寄与する因子の同定」を試みる。