ウィトルウィウス後の古代ローマの庶民建築
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K22941
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K22941
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分23040:建築史および意匠関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
都市=庶民生活の場ととらえ、以下の観点から研究を進める。食)外食が主流であった古代ローマの食生活について、タベルナやテルモポリウムに加えて、住宅内にも設置されたクリーナ(台所)の特定を進める。娯楽)劇場と浴場が対象となる。ここでは数百人以上を収容するような常設の劇場ではなく、住居内に設置された集会室、あるいは小型の浴場をターゲットにする。宗教)囲壁周辺、とくにオスティアにおいて、門外の墓群と居住との混在について検討する。法)様々な法的告示、命令と実際の遺構を関連付ける、とくに違法性を検討することにより、法社会学の立場から都市生活を読み解く。