バルク金属を原料とするSDGs指向超音波固液系金属ナノ粒子合成プロセスの構築
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K23385
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K23385
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
- 研究機関
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- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,030,000 円 (直接経費: 13,100,000 円 間接経費: 3,930,000 円)
研究概要
低融点のバルク金属をアルコール中で超音波照射すると、金属ナノ粒子が生成する。この現象は金属固体とアルコール溶媒の界面において、超 音波キャビテーションの高温高圧のホットスポットの発生時に、局所的に金属が分解、溶媒中に溶解し、消滅後の室温常圧に戻った過飽和状態 で金属ナノ粒子が析出する可能性が示唆されている。これに対し、学術的な観点から金属(固体)-溶媒(液体)の組み合わせにおける超音波(気体 )の物理化学的作用を理論的・実験的に解析を行い、また 超音波固液系反応場における、現象と材料の構造と特性を予測し、室温で廃棄物が 発生しないSDGs指向の新しい金属ナノ粒子合成プロセスを構築する。