上皮細胞の細胞膜構造形成におけるスフィンゴミエリンの機能解明
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- 池ノ内 順一
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K23881
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K23881
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分44010:細胞生物学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
上皮細胞のアピカル膜には外界からの物質の吸収に関わる微絨毛、ラテラル膜にはタイトジャンクションなどの細胞間の接着構造が形成される。これらの固有の形態と機能を持つ細胞膜構造形成において、重要なタンパク質群の同定や機能解析は進んだ一方で、細胞膜の主たる構成成分である脂質が、どのような機能を担うのかという点については明らかになっていない。本研究では、上皮細胞特異的なスフィンゴミエリンの脂質分子種の機能解析やスフィンゴミエリンの量や形質膜への輸送を制御する分子メカニズムの解明から、上皮細胞の細胞膜構造形成において脂質の果たす役割を明らかにする。